脅威サイオン
LOL屈指の嫌われ者、インティングサイオンの一種である、脅威サイオンの記事です。
自分もダイヤモンド上位帯で十戦ほど試しましたが、勝率は50%を超えています。一方でLOLをしている感じはしなかったです。
脅威サイオンとは
脅威サイオンとは、文字通り脅威を積むサイオンです。
特長としては、驚くほどバーストが出ることと、ウェーブクリアが早すぎるところです。
一方で、体が相当弱い上に、Qがためスキルなので、そうとう死にやすいです。なんなら、死ぬことも織り込み済みで戦略が作られています。
ビルドオーダー
ビルドオーダーは、
こんな感じです。(Bausのopgg)
ドラクサーブレード→(コレクター)→アクシオンアーク→モータルリマインダー→その他脅威アイテム
という順番で積んでいきます。勝っている時は、コレクターを挟んで、そうでない時はアクシオンアークから積んでいきます。
スキルオーダーも通常とは違い、Q→E→Wで上げていきます。EにADレシオが存在しているためです。
BausFFs
インティングサイオンの教祖であり、EUWチャレンジャーである、BausFFsを紹介します。
配信者の方で、配信頻度も高い上に、アーカイブを残してくれているので、勉強に使ってください。
とんでもなく、ミクロが高いです。加えて視界管理が飛び抜けていて、サイオンなのにアサシンのような動きを実現しています。
特にこの動画は、事細かに戦術について説明してくれています。
具体的な戦術
具体的なプレイングを考えていきます。
3ウェーブまで
脅威サイオンは、最初の3ウェーブから特殊な動きが求められます。
3ウェーブ目では、キャノンミニオンが到達するのですが、そのタイミングでわざと死にます。
QWをフルチャージでミニオンウェーブに当てます。そのタイミングをチャンスと見た対面はサイオンにオールインするのですが、もうそれを受け入れて、死ぬ覚悟で殴り合います。
その後はパッシブによって、ミニオンウェーブの処理をします。
その結果、対面はキャノンウェーブを含むミニオンをタワー下で処理する必要が生まれ、その時間にサイオンはレーンに復帰することができます。
状況としては、
サイオンはアイテムが買えて、かつフルヘルス
対面はアイテムが買えずに、ヘルスも少ない
となります。
この状況では、対面はサイオンに近づくことができませんので、サイオンはウェーブプッシュを行うことができます。
相手より早くウェーブを押し切れる状況だと、次のプロキシのフェーズに移ります。
プロキシ
セカンドタワーとファーストタワーの間でファームをします。なんならインヒビタワー前でもファームをします。
これによって、相手より早くファームできます。加えて脅威サイオンは極めてファーム速度が高いです。これらによって、相手のジャングルキャンプを盗むことができます。
もしくは、相手より先にリコールできるわけですから、アイテム差をつけることができます。これによって第二第三のプロキシが可能になります。
プロキシの失敗例は、相手ジャングルに狩られることです。
こうなった時でも、ウェーブの損失がないのが、プロキシのいいところではあります。
しかし、対面のTOPレーナーにアイテムを整えさせる時間ができてしまい、トロールビルドのサイオンとちゃんとした対面がレーンを行うことになってしまいます。
こうなった場合は、レベルが5までなら同じように死ぬことでリコールタイミングを作ればいいのですが、レベル6からはデスタイマーがとても長いため、しなないようにファームだけ取るようにしましょう。
そしてチャンスが来れば、再度プロキシです。
レーン戦後
レーン戦後も相当特殊な立ち回りが求められます。
タワーを折る機械
基本的には、タワーを折る機械となりましょう。
チームが目的とするオブジェクトの反対側を脳死でプッシュします。
もう何が起こっても脳死でプッシュするぐらいの気持ちで大丈夫です。
うまく育っていれば、対面を倒さことも可能です。その場合は押し込んでタワー折ってを繰り返せばいいです。
うまく育つことができず、対面に負ける場合でも、ただひたすらサイドレーンに居続けます。
相手が押し込んで、 タワー下にきたミニオンを、ひたすらファームします。
そして、相手が集団戦に参加したら、全力でプッシュして、タワーを狙います。
集団戦の判断
集団戦の判断は、後入りで活躍できるかどうか、を目安にしてください。
サイオンは屈指のエンゲージキャラですが、脅威ビルドの場合は、後入りだけ考えます。
死んでからが強いのが脅威サイオンの強みですが、自分からエンゲージした場合、パッシブ中に相手を殴りづらかったりします。
死んだタイミングで味方が交戦中なら、獅子奮迅の活躍が期待できると思います。