マッチアップ
マッチアップを理解することで、立ち回りを考えることができます。
スタッツから見るマッチアップ
opggによると、試合を通してのガングプランクの勝率は47.16%です。また、レーンキルレートはガングプランクが51.85%です。 レーン戦はガングプランクがやや有利ぐらいで、それ以降はサイオンが有利であることが予想されます。
僕の所感
このマッチアップは、レーン戦もそれ以降もサイオンが有利だと思っています。ですが、簡単なマッチアップではなく、やることをちゃんとやれば勝てるぐらいのイメージです。
世間的な所感
先出しのサイオンに対して後出しでガングプランクを投げてくる人は一定数います。しかし、ガングプランクはOTPみたいな人が多いため、なんとも言えないところだと思います。
ガングプランクとは
ガングプランクの特性を掴むことで対策を立てやすくしましょう。
特徴と勝ちパターン
ガングプランクの特徴は、高火力紙耐久メレーであることと、Qのパッシブによる追加ゴールドの獲得が挙げられます。
また、主力ダメージスキルが、中射程程度であるため、メレーチャンピオンのカウンターとして運用されています。
例えば、フィオラやジャックスなんかに有利がつきます。
さらに、Rスキルがグローバルに使えるため、他のレーンへの影響も出しやすいです。
つまり、中射程のスキルを活かしレーニングし、パッシブによる追加ゴールドで差をつけるチャンピオンです。グローバルウルトでキルやアシストを獲得することもできるため、さらに成長を加速させていくのが勝ちパターンです。
レーン戦
QスキルやEスキルを使い、一方的にハラスをし続けます。
それによってレーン有利を築けば、Qパッシブの追加ゴールドでファームすることができ、それで差をつけてまたファームして、の繰り返しです。
また、時間経過及びEのタルを破壊した時に、発生するAA強化のパッシブも強力で、これを使ってショートトレードを行うこともできます。
EによるMS上昇とWによるCC解除もうまく使う必要はありますが、AAEAAが入れば相手は瀕死になるぐらいの火力を持っています。
集団戦
集団戦の時間になると、ガングプランクはE一発で、キャリーを落とし切るぐらいの火力を持ちます。
一方で体が柔らかいため、フォーカスされると何もできずに死んでしまいます。
そのため、先にポジションや視界を取って、キャッチするような形で樽を使ったり、Rスキルによって相手の陣形に制限を加えてから、樽を当てやすくしたりします。
何にしても、エンゲージの部分を他チャンピオンに任せることになります。
サイオンを用いた対策
実際にサイオンを用いてモルデカイザーを対策する方法を考えます。他のチャンピオンでも流用可能だと思いますのでサイオンを使わない人も読んで下さい。
レーン戦
上で書きましたが、ガングプランクは中距離射程のスキルでガンガンハラスをしてきます。
それを受け入れるのは論外として、嫌ってセーフにプレイしても、パッシブによって相手だけ育っていきます。
そのため、このマッチアップのレーン戦は、どれだけ強気に行えるかにかかっています。
一番に気をつけるのは、ガングプランクの樽への対処です。樽は、ガングプランクだけではなく、サイオン側も起爆することが可能です。
サイオン側から樽を起爆することで、ガングプランクのスキルを一つ無効化できます。なんならパッシブのAAも無効化できるので、かなり大きなプレイになります。
また壊し方のコツとして、樽が2スタックぐらいの時に、サイオンのQをガングプランクにむけてキャストすることが挙げられます。
サイオンQの範囲外へ逃げようとすると、樽を壊せるし、樽に固執すればフルチャージのサイオンQを当てることができます。
ガングプランクは樽のスタックがないタイミングはとてつもなく弱いので、そのタイミングで相手が甘えた立ち位置を取ろうものなら、すかさずサイオンのRで仕掛けてください。
集団戦
どちらのチャンピオンも集団戦がかなり強いです。そのため集団戦は当たり方や状況次第で、影響力は変わってくると思います。
サイドレーンの主導権に関しては、育ち具合によりますが、サイオン側にあることが多いと思います。
また、ガングプランクの集団戦で書いたように、体が弱くポジションを大事にするキャラなので、サイドレーンの主導権を取れている場合は、サイオンの方が影響を出しやすいと思います。
理想的にはガングプランクをキャッチするような形で集団戦を起こせるとベストだと思います。
まとめ
レーン戦はアグレッシブにプレイして、それ以降はキャッチを狙おう