マッチアップ
マッチアップを理解することで、立ち回りを考えることができます。
スタッツから見るマッチアップ
opggによると、試合を通してのサイオンの勝率は52.25%です。また、レーンキルレートはサイオンが88.89%です。 レーン戦は圧倒的にサイオン有利で、試合を通してもサイオンが有利という結果になりました。
僕の所感
このマッチアップは、ジャックスが有利だと思っていました。ただ、13.11においてはキャラパワーの差でなんとか戦えてるなーぐらいのイメージです。
世間的な所感
先出しのサイオンに対して、後出しでジャックスを投げる人はあまりいないように思います。
しかし、プロシーンでは、サイオンに対してジャックスを後出しすることは多いです。
理論的にはジャックス有利だが、難しいマッチアップなのでサイオン側がやれる、というようなイメージでしょうか。
ジャックスとは
ジャックスの立ち回りを掴むことで対策を立てやすくしましょう。
特徴と勝ちパターン
ジャックスは典型的なレイトゲームキャリーです。高いスプリット性能に加え、レイトゲームでは集団戦も最強格です。
一方で、レーン戦が弱く、装備依存度が高いため、レイトゲームまで持っていけるかどうかというチャンピオンです。
そのため、レーンをどうにかしてレイトゲームまで持っていき、大暴れするというのが勝ちパターンになります。
レーン戦
ジャックスは自衛手段に乏しく、攻めることしか出来ないチャンピオンです。しかし、序盤は弱いためそれが難しいというのが、ジャックスです。
1 Eによるスタンを交えてショートトレード
2オールインのプレッシャーでレーン戦
というのがレーン戦での過ごし方になります。
そのため、ショートトレードに回答があるチャンピオンが極めて苦手です。
集団戦
Rによるタンク性能に加えて、EによるAA無効化という最強の特性を持つため、フロントも張れるし、ダメージも出せるという集団戦性能を持ちます。
育っていれば全てをこなせるが、育っていなければパワーが分散している分活躍が難しいです。
一方で1v1性能は、LOL屈指の性能を誇ります。このため、サイド主導権はほぼ確実に取ることができ、対面よりは集団戦への参加が容易です。
サイオンを用いた対策
実際にサイオンを用いてジャックスを対策する方法を考えます。他のチャンピオンでも流用可能だと思いますのでサイオンを使わない人も読んで下さい。
レーン戦
レーン戦は基本的には有利です。理由としては、相手の飛び込みに対してEをカウンターすれば、ダメージトレードへの解答になります。
また、Qによるポークに対して、ジャックスは飛び込むことができません。
ジャックスQに対して、サイオンがEQで返すということになると思うのですが、このQをフラッシュされると、オールイン対決となり一気に体力有利を取られることがあります。そのため、基本的にレーン位置は自陣側になるように戦いたいです。
レーン位置が相手側にある時はセーフにプレイしましょう。
ジャックス側からの対策としては、サイオンのQのポークに対しては、ジャックスのQでミニオンにブリンクして回避することが求められます。
これを徹底されると、ほぼイーブンなレーンとなり、いずれジャックスが勝つということになりがちだと思います。
一方で、ジャックスは唯一のブリンクスキルを頻繁に使ってレーンをすることになるので、ガンク耐性は非常に低くなります。
まとめると、
理想的な1v1ではイーブンになるが、実際はサイオンがやれる。
ガンクを考えれば有利か?
集団戦
レーンがイーブンに終わってしまうと、サイドの主導権がジャックス側にある上に、ジャックスはタワー折り性能が高いため、サイオンは集団戦に参加することが難しくなります。
また、本格的なレイトゲームの場合、イーブンに集団戦が始まったとしても、ジャックスの方が強いです。
これらを考えると、やはりレーン戦である程度有利を作り、それをオブジェクトに繋げることで、ジャックスのパワースパイクを迎えさせないことが重要となります。
まとめ
レイトゲームのジャックスの対策はない。
レーン戦は上手くやればサイオンが勝てる。