ファーストタワーとセカンドタワーの間、果てはセカンドタワーとインヒビタワーの間でファームすることをプロキシと呼びます。
メリットは
相手チャンピオンと交戦せずファームを取れること。
ミニオン処理が通常より速いタイミングで行えるため、時間を獲得できること。(ローム、中立ファーム、リコール)
です。
逆にデメリットは、
相手陣地に近いため逃げるのが難しいこと。
相手からのガンクを受けやすいこと。
となります。
これらから、
ウェーブクリアが早く、逃げ性能が高いチャンピオンがプロキシに向いていることになります。
代表的なチャンピオンにはシンジドがいます。ウェーブクリアと逃げスキルに特化したようなキャラクターですよね。
このプロキシに向いているキャラとして、サイオンも挙げられるのではないか、というのがこの記事の趣旨です。
サイオンも高いウェーブクリア能力を持ち、タンク性能が高いこととRスキルが、逃げ性能の高さに繋がっているからです。
では、実際にプロキシのやるさいの注意を考えます。
プロキシは、
ファーストタワーとセカンドタワーの間、果てはセカンドタワーとインヒビタワーの間でファームする
ことでした。
しかし、単純にプロキシを行うと、対面が普通に追いかけてきて死にます。そこで、ウェーブを相手タワーに押し付けたタイミングでプロキシを敢行します。
こうすることで、相手は自分を追いかけるか、タワーしたのミニオンを逃すかの択を迫られることになります。
加えて、ウェーブ処理をせず相手から逃げるだけなら、難易度は下がります。そのため、殺されることなく相手のウェーブだけロストさせることも可能です。
しかし、
相手ウェーブを押し込める、かつ、ファーストタワーとセカンドタワーの間まで移動する時間がある。
というレーン戦でかなり有利を気づいてないと起きえないシチュエーションが必要であるということです。
もちろん、リコールタイミングの兼ね合いやガンクの有無で勝ってなくてもできることはあります。
また、デメリットでも挙げたように、ガンクされやすいので、相手ジャングルがいないタイミングを見計らう必要があります。
これらのことを考えると、プロキシをするのは相当難易度が高いことがわかると思います。
しかし、プロキシが成功した場合に得られるリターンはとてつもなく大きいです。
なので、プロキシをしているサイオンを見かけたら、嫌な気持ちになっている人は多いと思いますが思いますが、そのサイオンが死ぬことなくプロキシをしていた場合、むしろ喜ばしい気持ちを持ってください。