マッチアップ
マッチアップを理解することで、立ち回りを考えることができます。
スタッツから見るマッチアップ
opggによると、試合を通してのサイオンの勝率は56.69%です。また、レーンキルレートはマルファイトが67.74%です。 レーン戦はマルファイトが有利で、それ以降はサイオンが圧倒的に有利であることが予想されます。
僕の所感
このマッチアップはサイオン側が圧倒的に有利なマッチアップだと感じています。レーン戦は数字上不利なようですが、レーン戦もサイオン有利と感じています。
レーン戦後の影響力は圧倒的にサイオンに軍配が上がるイメージです。
世間的な所感
プロシーンでマルファイト先出しに対してサイオンをピックするシーンが多くみられていました。このことから世間的にもサイオン有利となっていると思います。
マルファイトとは
マルファイトの特性を掴むことで対策を立てやすくしましょう。
特徴と勝ちパターン
マルファイトは、物理防御によってスケールするスキルを持っており、またWのパッシブで物理防御が上がります。
このことから、対物理チャンピオンへのスーパーカウンターとしてピックされることが多いです。
また、確実なハラススキルとなるQを持っているため、体の弱い相手に対して強いチャンピオンです。
例を挙げると、フィオラやジャックス、ケイル、トリンダメア等です。
また、RのAOEノックアップは、うまく決まるとそれだけで集団戦の勝ち負けが決まるような影響力を持っています。
そのため、勝ちパターンとしては、
レーン戦はそこそこに、集団戦ではRスキルを含めて活躍する。
となります。
レーン戦
Qスキルで相手にハラスをして、接敵してきた敵にEでAS低下を入れながらWでトレードする、というのが基本的な闘い方になります。
体力が減ってきた相手に対しては、ウルトからオールインして殺しきることも可能で、キルポテンシャルもそれなりに高いチャンピオンです。
一方でブリンクスキルがないためガンク耐性は低いです。
また、ウェーブクリア能力も低く、そこが弱点となっています。
集団戦
集団戦ではRスキルによって、その集団戦をいきなり勝ちに持っていくことができます。
また、フロント性能も高いため、集団戦の形を作りやすいです。また、それになりにダメージが出るチャンピオンのため、ADCに貼り付ければ、そのまま殺しきることも可能だったりします。
サイオンを用いた対策
実際にサイオンを用いてマルファイトを対策する方法を考えます。他のチャンピオンでも流用可能だと思いますのでサイオンを使わない人も読んで下さい。
レーン戦
レーン戦は統計上マルファイトが勝つことが多いようですが、マルファイトのQにサイオンのWが間に合うのと、サイオンのQに対する対処がまるファイト側に存在していないため、サイオンが有利だと思います。
注意することは、オールインはマルファイトが強いことです。
サイオンはQを当てた後に握撃をいれるのが基本的なトレードです。しかし、サイオンのQのノックアップ時間が短い時や、先端で当てた場合に握撃を入れにいくと、マルファイトから、QEWのオールインを許すことになります。
そのため、握撃を入れに行けるかどうかは注意しながら戦う必要があります。
実際はミスって相手からのオールインを許したとしても、すぐに逃げればそこまで不利になることはありません。
これらを考慮すると、やはりサイオン有利だと思います。
また、ビルドはバミシンダーを早急に買いましょう。バミシンダーは魔法ダメージのため、物理防御型のマルファイトには有効に働きます。
集団戦
集団戦の影響力は、基本的にはサイオンの方があると言えます。しかし、マルファイトのR次第では、一瞬で集団戦が決まってしまうこともあるので、注意しましょう。
対策としては、先にポジションを取ることで、マルファイトの位置をチーム内で共有しておくことです。
そして、サイド主導権はサイオン側にあるため、このタスクは容易に実行できます。
まとめ
マルファイトはレーンそこそこ、集団戦強い。
サイオンはマルファイトに有利。
序盤のオールインだけ警戒が必要。
集団戦はサイドとの兼ね合いでポジションを譲らないようにしよう。