チーム成績
week3day1ではBLGとALのgame1をピックアップします。
BLG
BLGはこの試合までは4-0で、首位でした。しかし、OMG,RA,EDG,UPという下位チームとの対戦なので、まだ実力の評価はできないというところです。
もちろん2023のMSI準優勝を果たしているので、強いチームなのは間違い無いでしょう。
Al
Alは1勝4敗で下位チームとなっています。しかし、TT戦で見せた、リーシンとルブランの活躍が凄まじかったこともあり、この試合での活躍が期待されていました。
試合内容
BanPick
画像のようになっていました。
気になったのは、BLGのリーシンとルブランBANです。これによって本来よりもメタチャンピオンがオープンされた状態でバンピックが進みました。
これによって、両チームがメタチャンピオンの中でどのような優先順位をつけているのかを読み取ることができます。
面白かったのは、BLGのアニーピックとALのグラガスピックです。数あるピックの中でこれを優先したわけですから、これらのチャンピオンの優先度が非常に高いと思われます。
それ以降はメタチャンピオンが並ぶという形でしたが、ALのカサンテをオープンしてナーを当てるというバンパックを選択しているのは面白いと思いました。
ナーは集団戦前にゲージを貯めて、後ろにTPする動きが非常に強いのですが、後ろに飛ぶために、味方が視界をとっている必要があります。このことから、ナミルシアンのピックで、主導権を取れる前提で動いているということがわかります。
BLGはゼリピックもあって、レイトゲームにパワーを寄せた形で、ALはナミルシアンを活かして、アーリーゲームから有利を取りたいという形になりました。
インゲーム序盤
お互いのジャングラーはTOPからスタートしました。まずアクションを起こしたのがALのウーコンでした。3キャンプ狩った後にミッドガンクをして、フラッシュを落とさせました。
それによってジャングル位置を把握したBLGがウーコンを襲いにいくのですが、それも上手くいかず、そのながれのままウーコンがミッドにガンクを再び指し、ファーストブラッドとなりました。
これによって、ミッドジャングルの主導権がAL側になるのかなと思っていたのですが、yagaoのアニーは主導権を失わないどころか、有利を築いていました。
また、yagaoが1v2でキルをとるスーパプレーも飛び出し、完全にyagaoによって、序盤の主導権はBLGが握ることになりました。
インゲーム終盤
基本的にはオブジェクトファイトをBLGが仕掛けて、オブジェクトを取り切りBLGが勝ちきりました。
終始Yagaoのアニーのダメージが凄まじく、逆にAL側はBLGのゼリに届かないシーンが多かったです。
危なかったシーンとしては、BLGが二度目のヘラルドを使い、MIDタワーにアプローチをかけたシーンです。
やや形の悪い集団戦がおこりましたが、個人技でなんとかBLGが勝った集団戦でした。
また、Binのカサンテがサイドレーンでナーにソロキルされるシーンが目立ちました。
総括
Yagao のアニーはMVP.
カサンテの対策としてナーは有効
学び
相手がヘラルドをとって、タワーにアプローチしてくる時は、逆に仕掛けるタイミングなんだなあというのが、一番な学びです。
また、3キャンプ狩ってガンクするルートは、その後に相手ジャングルに襲われる可能性が高いため、リスクがあります。
しかし、その仕掛けをいなすことができれば、補助のために前のめりになったMIDに再びガンクするという動きがあることを学ぶことができました。
期待
Yagaoのアニーに対する対策を知りたいなと思いました。他の試合だと、カウンターとしてはジェイスを当てることが多かったように思います。
また、カサンテとナーのマッチアップも気になるところです。途中からサイドでナーが勝ち出すことは分かったのですが、集団戦の影響力や、序盤のパワーを考えると、しっかりとしたカウンターといえないようなきもしました。