TFT 進行の考え方【1コスト編】set9

TFTの進行について

 これまでのtftで、進行はある程度考えがまとまってきました。もちろんメタによって左右される部分は大きいですが、根本的な所は基本的に変わらないと思いますので、記事にまとめてみます。

 

 進行の分岐は多岐に渡りますので、今回は1コストに焦点を当てて考えていきます。

進行の重要性

 

 最終構成を紹介している記事は多数ありますが、進行を説明しいる記事は少ないように思います。

 

 TFTはとどのつまり、体力を残すゲームです。しかし、序盤だけを考えていると最終盤面で勝てなくなり、上位が難しくなります。これを解決するのが進行の考え方です。

 

 進行を考えるとはつまり、最終盤面を見ながら、序中盤を強くするということです。最終盤面は進行によって定まるといっても過言ではないために、重要ということです。

1コストが重なった場合

 1コストが重なった場合はステージ2での勝利を見ることができます。

 

 勿論、適したアイテムを作らないとダメなので、案外難易度は高かったりします。

 

( 例えば、APアイテムしかないのにADキャラが重なっただとか、ゼファーや漆黒の帷 等の、序盤活躍できないアイテムしか作れない場合は、コマが重なっても勝てない場合が多い)

 

ステージ2で勝てる場合のメリットは、

 

•体力を多く残せる

•ゴールドを多く獲得できる

 

です。逆にデメリットは、

 

•勝つためにアイテムを作るので、最終構成の選択肢が狭まる

•2-3での回転寿司ラウンドの順番が遅くなる

 

ことが挙げられます。

 

 メリットは分かりやすいと思います。HPが残りお金が増えるわけですから、ゆっくり強い最終盤面を作れるということです。

 

 デメリットが引き起こすことは様々ですが、一番大きくかつ分かりやすいのは、2,3コストキャリーの構成が使いにくくなるということです。

 

 別記事で書く予定ですが、2,3コストキャリーが最終盤面になる構成においては、ステージ3-2である程度盤面を作り切る必要があります。

 

 そのため、3-2でキャリーにアイテムを持たせる必要があります。

 

 しかし、ステージ2で勝っている場合のデメリットで挙げたように、適したアイテムを3-2のタイミングで作ることが難しいため、2,3コストキャリーを見ることが難しくなります。

 

なので、基本的には、1コストが重なった場合は、

 ステージ2を勝つことでお金とHPを手に入れ、ステージ3はなあなあで過ごしてステージ4辺りで本気を出すのが一般的な考え方になると思います。

1コストが重ならなかった場合

 1コストが重ならない場合は、ステージ2での勝利が極めて難しくなります。

 

 しかし、 1コストが重なった場合 で書いたように、hpとお金がなくなる代わりに、回転寿司が有利になります。

 

 お金に関しては、EXPに使わないことで利子を早い段階から獲得できるようにし、補填することは可能です。また、うまく連敗を取ることができれば、勝ち進行の場合より多くゴールドを獲得できたりします。

 

 お金の問題は良いとしても、HPの問題はどうしても解消されないため、3-2でリロールする必要が出てきます。

 そのため、2,3コストのキャリーの構成を見ることで、3-2で回す準備をします。

 

 もちろん、アイテムの都合等で3-2で回すことができない場合もあります。その場合はもういっそ割り切って、3-4まで耐える事をお勧めします。

 

 そのタイミングでレベル7にし、リロールすることで、うまく4コストが重なればワンチャンスを狙うことができます。

 

 まとめると、

 

ステージ2は負けながら、ステージ3-2を見る。

それでもダメなら3-4でワンチャンに賭ける。

 

となります。

SET9(13.12)での1コスト

 ここからは、具体的にチャンピオンを見ていきます。

ジン

 おそらく現環境最強のキャリーです。単純にパワーが高く、かつグインソー等のADアイテムとのシナジーがあります。ジンが重なった場合は、ステージ2で勝ちやすくなるでしょう。

 以下がジン進行の一例です。

f:id:InkeyB:20230626083456j:image

イオニア型です。おそらく最強です。

f:id:InkeyB:20230626083654j:image

 ジン+フロントライン型です。フロントラインはなんでも良いです。かなりの強さだと思います。

 

 ジンにADアイテムを持たせるので、ゼリやアフェリオスを見ることができます。グインソーで進行する場合は、カイサやアジールも見ることができます。

トリスターナ

 特殊なチャンピオンです。リロールして星3にすることが前提ですので、重なってもステージ2で勝つのではない駒です。

 f:id:InkeyB:20230626083913j:image

 彼らを星3にして、あとはヨードルとガンナーを追加して終わりです。

カシオペア

 唯一と言っても良い、1コストAPキャリーです。 若干パワーがない感じがしますが、ブルーバフを持たせることができればそれなりに活躍します。逆にない場合は悲惨です。

 一例です。

f:id:InkeyB:20230626084232j:image

 フロントライン+カシオペアです。加えて特性のためにインヴォーカーを出しましょう。

 

 ブルーバフを持たせて進行しますので、カルマリロールやソーサラーに派生することが多いです。

サミーラ

 ADキャリーです。基本的にジンと同じ感覚で使う駒です。しかし、ジンはアイオニアですが、こちらはチャレンジャーです。

以下が一例です

 f:id:InkeyB:20230626084555j:image

 フロントライン+サミーラです。チャレンジャーが必要になります。

 注意点は、派生させるときに、

f:id:InkeyB:20230626084722j:image

 こんな感じで、チャレンジャー4を出すことが多いので、ASは十分なことが多く、グインソーはあまり強くないという所です。

 

 ASを控えめでADアイテムを積んでいきますので、アーゴットやヤスオがキャリーになることが多いです。もちろん、ゼリやアフェリオスに行ける場合も多いです。

ブルーザー

まずは一例から、

f:id:InkeyB:20230626085055j:image

 この進行の特殊な所は、ダメージの出力を後衛に頼らない所です。

 

 フロントラインが複数いるため、ダメージが分散し、勝った時にコマが残りやすく、相手に大ダメージを与えることができます。

 

 サンファイヤやアイオニックスパーク等のアイテムでダメージ出力をします。

 

 かなりアグロに寄せた構成になりがちで、3-2でリロールをぶん回して、他の人たちのヘルスを削り切るイメージでプレイします。特殊です。

ヴォイド

 ヴォイドは、特性が序盤強い進行です。駒の性質上AP系のアイテムが必要となりますが、ヴォイドのパワーが高いため、とりあえずヴォイドて進行して、他の進行に移行したりします。

 

f:id:InkeyB:20230626085859j:image

 これらです。ヴォイドのパワーで勝ちます。

マルザハールやヴェルコズが、ヴォイドの進行となりますのでAPアイテムが必要になります。

 

そのため、最終構成はカイサやアジールソーサラーになります。