イラオイの対処法~EではなくQを避ける~

 イラオイはLOL屈指の不快初心者狩りキャラ

だ。対策を知らないと、Eを避け続けるゲーム

を強いられ、一度でもあたるとその試合は一生

イラオイに勝てない、といった状況になってし

まう。レートが高くなるほどそのピック率は低

下していくことから、対策をきちんと理解する

ことで、こういった事態を避けることができる

と考えられる。そこで本記事では、イラオイの

対策を考えることにする。

 

 まずは、イラオイ側の勝ちパターンから考え

ていく。

1.レーンをプッシュし、ミニオンを押し付け

る。

2.タワー下でcsを取る相手に対して、遠距離スキ

ルでハラスする。

3.これらによってつけたCS 差によって、ガン

クが来ても1v2で帰り討ちにする。

となっている。すべてはレーンプッシュから始

まっている、というわけだ。

 

 つまり、レーンプッシュを止めるためにどう

すれば良いのかを考える必要がある。ものすご

く当たり前の事ではあるが、レーンプッシュ止

めるためには相手より多くミニオンに攻撃すれ

ばいい。しかし、現実問題としてイラオイ対面

ではこれがものすごく難しく感じてしまう。そ

の原因はおそらく、イラオイのQ(触手ビター

ン)をミニオンと自分が巻き込まれる形で食ら

っているからではないのかと考える。もしく

は、イラオイのQを避けたにもかかわらず、そ

のリターンを取る動きができていない可能性が

ある。

 そもそも、LOLのレーン戦はは相手のスキル

がないタイミングは仕掛けるというのが基本に

あったはずだ。

 

 つまり、イラオイのQに対してミニオンに打

つか自キャラに撃つかの選択を迫り,相手がQを

打ったタイミングで、ダメージトレードを仕掛

けに行く。これが基本的なレーニングでの考え

方といえる。細かいテクニックを次から考えて

いく。

 

 まずは、ダメージトレードから考える。考え

方はいたってシンプルで、相手のスキルを避け

れば勝てる。そして最重要で避けなければいけ

ないのは、触手による攻撃だ。ダメージが高い

上に、イラオイが回復してしまう。つまり、相

手の触手が生えてる位置から、離れながら戦え

ば良い。

 

 また、イラオイのQがないタイミングでトレ

ードを仕掛けると話したがこのタイミングであ

れば、Eを食らっても強気にトレードすれば良

い。Eの最中は相手のスキルはWしか無いわけ

で、その触手攻撃はほぼ確実に避けることがで

きる。つまりただAAしているだけのイラオイに

対して、こちらはスキル3つを打ち込むことが

できる。

 

 次はイラオイのQの避け方について考える。

先に述べたトレードの形を考えると、対イラオ

イは、EではなくQを避けるゲームであること

がわかると思う。

 イラオイは理想として相手とミニオンを巻き

込みたいと考えている。HPの減ったミニオン

近くにフラフラ歩いて行けば、想像以上にQを

振ってくれる。これがいわゆる誘って避けると

言うやつだ。

 仮にQを食らったとしても、ミニオンを巻き

込んでいなければ大丈夫と考えよう。そのタイ

ミングでしっかりダメージトレードを行えば、

そこまで不利はつかないし、それを嫌って相手

が下がれば、ウェーブのプッシュ主導権はこち

らに移ることになる。

 注意点として、避けることに意識を割きすぎ

て、ミニオンにAAを入れられないと言うことは

避けよう。あくまでもプッシュすることが目的

だ。


 次はイラオイのRへの対処だ。ウルト中は、

よほどのことがない限り、出てきた触手から距

離を取る必要がある。また、イラオイのRは発

動時に周りにいるチャンピオンの数だけ触手を

生やすが、Eで引っこ抜いた魂もそれにカウン

トされることは覚えておく。

 

 生えている触手を壊し方についても考える必

要がある。ミニオンの主導権が最重要であるた

め、ミニオンをプッシュし終わったら破壊する

ようにしよう。また破壊する際は確実にイラオ

イはスキルを狙ってくるので、フェイントを入

れながら破壊しよう。

 触手のないタイミングのイラオイは本当に弱

いため、一度破壊がうまくいけば、

触手がなくて弱い→トレード有利でミニオン

ッシュできる→触手を破壊できる

といった好循環に持っていくことができる。

 

 レンジチャンピオンはこれらを達成しやすい

ためカウンターだ。また、特別な例として、モ

ルデカイザーもカウンターだ。冥界では、現世

の触手が消えると言うのが理由だ。

 

 ここまでは、レーン戦における対策だが、そ

の後についても少し考えようと思う。

 イラオイは典型的なスプリットプッシャー

で、集団戦は弱い。そのためオブジェクトファ

イトが始まりさえすれば、こちらの方が有利に

なることが多い。オブジェクトファイトになっ

たら、タワー一本ぐらいならば、捨てて寄って

しまった方がいい。

 

 レーン戦中に、味方ジャングルの支援があり

勝つことができれば、タワーを破壊されないぐ

らいサイドの主導権を取って寄ることができ

る。また、味方ジャングルのヘルプがないが大

負けしなかった場合、ボットサイドで有利が取

れていることが多く、ドラゴンも取れてい

る。 イラオイのスプリットが脅威になる前

に、ドラゴンソウルまで獲得出来る。

 また、ジャングルの介入がなく相手にキルを

渡していないのにボットサイドが負ける試合に

関しては、何をやっても勝てないから考慮はし

ないでいいと思う。

 

 まとめ

 イラオイはEではなくQを避けるゲームに持

っていく。

 レーン戦後は、集団戦を意識して立ち回る。

 カウンターとしてレンジチャンピオンまたは

モルデカイザーを使えるようにしておく。